車いす用スタンド

「車いす用スタンド」の操作方法
ステップ1
「車いす用スタンド」を適切に組立て、ティッピングレバーとスタンドの持ち上げ棒の高さの差がおおよそ2cm以内であることを確認します。 |
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ステップ2
「車いす用スタンド」の持ち上げ棒が車いすのティッピングレバーの下になるよう、後方から斜めにして挿入します。 |
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ステップ3
「車いす用スタンド」の先端を接地させ、そこを支点として回転するよう、ゆっくりとハンドルを手前に引き寄せます。 |
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ステップ4
「車いす用スタンド」の底面が接地したら操作終了です。念のため車いすの安定を確認し手を離します。解除は逆の手順となります。 |
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適合する車いすの条件
「車いす用スタンド」は、車いすのティッピングレバーを利用しますので、車いすの大きさ・形状によってご使用いただけない場合があります。 |
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A:ティッピングレバーの間隔(内側)
32cm〜42cm
B:大車輪の間隔(内側)
40cm以上(※) |

C:ティッピングレバーの高さ(下面)
7cm〜19cm |
※注意※ 大車輪の間隔(内側)が46cm以下の場合は持ち上げ棒とキャップの切断が必要です。持ち上げ棒は木製で一般のノコギリで、キャップはビニール製でカッターやハサミで切断が可能です。
適合の難しい車いす
■ティッピングレバーの無い車いす
適合しません。片側のみの場合も適合しません。
■転倒防止機構のついた車いす
適合する車いすの条件を満たした上で、転倒防止機構と地上との間に5cm以上の間隔が必要です。
■ティッピングレバーの周囲に付属物のある車いす
杖等のスタンド、駆動用部品などの付属物のある場合には個別に適合の確認が必要です。
■ティッピングレバーに傾斜のついた車いす
ティッピングレバーの傾斜の角度が10度以上の車いすは適合しません。
■ティッピングレバー強度の不足する車いす
ティッピングレバーの根本付近が、可動式や取外し式などの形状になっている場合は、車いすの製造元や販売店に強度の確認をしてください。
ご使用にあたっての注意
本スタンドは、急激な操作による車いすの後方への移動や座面の前傾によって、乗車者の座位姿勢を不安定にし、最悪の場合前方への転落や車いすの後方への転倒を誘発する危険性を持っています。
「ご使用にあたっての注意」に記載された注意点、危険性を十分にご理解いただいた上でご使用ください。
ご利用にあたっての注意
■本製品を、車いす用のスタンド以外の目的で使用しないでください。
■最大耐荷重は車いす重量も含め100kgです。
■車いすとの適合を確認し、適切な形状に組立てを行ってください。
■本スタンドは、車いすに乗車する本人による操作を想定していません。操作は、必ず介助者が行ってください。
■本スタンドは傾斜のない硬い平面上で使用してください。
■ご使用中は、車いす乗車者は安静を保ち、車いすを揺らさないよう注意してください。
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